僕の他人(ひと)に話せない過去の恋愛話。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
僕たちは映画館へ行った。
観る映画を決めて、少し時間があったのでプリクラを撮ることにした。
普段、あまり撮ることがなかったのでミナに任せた。
撮り終わってプリクラを見るとミナの笑顔の下にラブラブと書いてあった。
あまり意味はなかったのかもしれないが嬉しかった。
その時のプリクラは今でも持っている。
僕たちは映画館へ入った。
席に座り、始まるのを待った。
僕はすごくドキドキしていた。
映画が始まっても、ミナの事が気になって内容はあまり覚えていない。
そのまま映画が終わった…。
映画館を出て、僕たちはアクセサリー、服、雑貨なんかを見て歩いた。
ミナからの連絡を待った。
2、3日待ったが連絡はなかった。
僕の方から掛けてみることにした。
少しドキドキしながらミナに電話を掛けてみた。
トゥルルル・・・。
『もしもし?』
ミナだ・・・『もしもし、ミナさん(本名)ですか?』
『はい、そうですが。』
『誰か分かりますか?』
・・・。
『あっ!お兄さん(本名)ですか?』
『そうだよ。どうして連絡してくれなかったの?』
『だって、携帯に履歴が残ってなかったから・・・もう、連絡取れないと思ってた。』
『そっか、ところで映画好き?良かったら観に行こうか?』
僕は咄嗟にミナを映画に誘った。
『いいよ。行こう。』
ミナは気持ちよく了解してくれた。