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- 2008.08.24 思い
- 2008.08.19 帰り道
- 2008.08.16 ミナは覚えてた
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ミナが本名と番号と教えてくれたのは、少し驚いたが、正直嬉しかった。
僕は自分の部屋に戻り、ミナからの連絡を待った。
・・・。
しかし、その日ミナからの連絡はなかった。
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ある日。
僕はミナからプリクラを貰った。
そこには、普段のミナが写っていた。
かるい茶髪のどこにでも居そうな女の子が写っていた。
ふと、ミナの顔を見る。
ミナは何故か真面目な顔をしていた。
僕は『どうした?』と聞く。
ミナは『お店を辞めようと考えているの。』と答えた。
そして『ミナが辞めたら、お兄さんはどうするの?また、お店に来る?』と聞く。
僕は『もう、来ないだろうな』と答える。
・・・。
少しの沈黙の後にミナは突然本名を教えくれた。
そして『番号教えて。』と言う。
僕は少し驚いた。
携帯を取り出し彼女の番号を聞く。
ミナの携帯にかけて、少しして切った。
ミナは笑顔で『履歴を見て連絡するから。』と言う。
ここからは余談です。
風俗嬢との恋愛について質問がありましたので答えます。
過去、現在をひっくるめて彼女を愛せるかどうかは今度の内容を見て頂ければ分かると思います。
そして、今度も質問に対しては可能な限り答えます。
ミナと出会ってからは不思議と仕事も苦に感じなかった。
社会人一年目だったので、そんなにお金はなかったが、その後も何度か会いに行った。
ただ、話をしに行った。
それだけで楽しかった。
ある日、ミナが聞いてきた。
『お兄さん、ミナのこと好きでしょう?』
僕は少し戸惑った。
好きとか嫌いとか考えていなかった・・・。
今思うと、会いたいとか話したいというのが思いがそれだったのかもしれない。
その時は『そうかもね。』とだけ答えた。
ミナがそんなことを聞いてきた訳も気になったが聞かなかった。
その日から、ミナが僕のことをお客さん以上に思い始めているように感じようになった。
僕は店を出た。
何だか楽しかった。
一緒に居たせいか、ミナの香水が着てる服に付いている。
嫌じゃなかった。
というよりも、その香りで僕は満たされていた。
普段のストレスや不満、寂しさ、全てが抜けていくような感じだった。
まるで、別の世界に居るようだ・・・。
ミナは笑顔の後に、少し不思議そうな顔をした。
僕は『どうかした?』と聞いた。
ミナは『この間、来たときに何もしなかったから付き合いで来てるんだと思ってた。そしたら、今日は一人で来たから・・・。』と答える。
ミナは僕のことを覚えてた。
『俺のこと覚えてたんだ。』と僕は言う。
『うん。何もしないお客さんだったから。』とミナは答える。
僕はミナに何かしたい訳でもされたい訳でもなかったが、何となくミナの胸を着ていたものの上から触った。ミナの表情を見ると嫌がっているように感じた。
僕はすぐに止めた。
僕はミナの腹部を触りごまかした。
そんな僕にミナは『お腹は触っちゃ駄目ぇー。』と言う。
僕はミナの表情が和らいだのを見てホッとした。
その日も仕事のことや好きな服のことよく聞く曲なんかのことを話した。
今、思えばその時はただミナに会って話をしたかっただけだったのかもしれない。
その日はそんな感じの雑談で終わった。